医療法人 秀明会 小池デンタルクリニック 歯科

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あきらめる前にご相談ください

「保険治療で行える白い歯」

「銀歯ではなく白い歯で」というのは、むし歯の治療を行うときに誰もがお望みになることだと思います。 しかし、「白い歯はお金がかかるから…」という理由であきらめている方も多いのではないでしょうか。 ここでは保険治療で行える“白い歯”について、その方法を実際の治療例をご紹介して説明いたします。 小池デンタルクリニック 院長 小池秀行

保険で行える治療とは…

保険が効く治療法としては、プラスチック樹脂(光重合型コンポジットレジン:以下レジンと表記)を用いるものがあり、部分的な大きさの銀歯や、小さなむし歯であれば白い歯として治すことができます。 どういった治療がレジンで可能なのか、具体例として当クリニックで治療を終えた患者さまの口の中を紹介しながら解説を行いたいと思います。 P.4の写真は、初診時(はじめて来院されたとき)の状態、P.5の写真は治療終了時の状態です。数字は、例えば「1」と「1'」は治療前後で対応しています。それぞれの写真についている番号と合わせて説明していきます。

【初診時の状態】

【治療終了時の状態】

まず正面から見てみましょう。前歯の隙間が無くなっていますね。これは左右の前歯にバランスよくレジンを盛って、形を修正することで見た目の改善をしました。この程度の歯の隙間であれば矯正をしなくてもレジンで修正することが可能です。【 1・5 → 1'・5' 】

歯と歯肉の境目のむし歯です。古い詰め物を取り外してレジンに置き換えています。【 3・6→ 3'・6' 】

部分的な銀歯をレジンで詰め替えています。銀歯の入っている歯(特に銀歯の周囲)はまわりが薄黒く見えます。これは金属の色が歯から透けて見えるためですが、これをレジンに置き換えると、終了時をみていただくとわかるように、他の歯と同じような色に見えると思います。また、このような歯と歯の間のむし歯をレジンで治療すると、レジンが欠ける(割れる)のではないかと心配される方もあるようですが、むし歯の大きさや噛む癖などによってもレジンの適応は変わります。噛み合わせをしっかりと調整しておけば、写真のような大きさであればレジンでの治療が可能です。【 4・7・8 → 4'・7'・8' 】

左下の1番奥の歯を銀歯からレジンに置き換えました。またその手前、歯の頬側の溝にある小さなむし歯がわかりますか?こちらも専用の器具を用いて最小限の大きさでむし歯を取り除き、レジンを詰めました。他にも下の前歯を上から見たときに見える溝の部分をレジンで詰めています。【 6・8・9 → 6'・8'・9' 】

当クリニックのレジン治療

当クリニックでは、レジンを詰めるときに簡単に単色で詰めるのではなく、常時20種類以上のレジンがありますので、なるべく近似した色合いの物を数色使用(1本の歯に対して平均2~4色のレジンを使用)して詰めていきます。そのためレジンで詰めた後はグラデーション(明るさや色彩の変化)がきれいに出ていると思います。
また、噛み合わせの面に対しては、溝や盛り上がりを付与した上で噛み合わせを調整していますので、ちょっと見た感じではもともとの自分の歯のように見えます。さらに保険治療のため、1本あたりの治療費は患者さまの負担額としては1,000円以下であり、保険外の治療に比べて非常に安価です。なお、保険外診療でこのような部分的な歯の治療を行った場合、地域によって多少の差はありますが、1本あたり45,000~60,000円程度はかかるかと思います。

レジン治療の問題点と可能性

このようにレジンを用いた治療はきれいで安価ですが、長期的にはレジンが変色したり、欠けたりというケースも起こります。しかし最初から金属を用いた治療を行うのに比べて、レジンで治療する方が歯を削る量が少なくてすむという利点があるのも事実です。もし変色したら新しいレジンに取り替えるという方法が、最初から金属で治療を行うよりもまだ歯を削る量が少ないと考えられます。また、部分的な金属の場合は欠けるとしたら金属ではなく歯が欠けます。もし、レジンが欠けたとしても歯が欠けるのとは違い、再度レジンを詰めることも可能です。何年間かに一度レジンを詰めることになるとしても、歯を削る量が少ない方が年をとったときに、ご自分の歯で噛めている可能性が高いとお思いになりませんか?